コリドラスにトラブル発生! 初期段階は水換え&観察で対処しよう

Moi!こんにちは、cory-paradiseです。

思いがけないトラブルほど慌ててしまいますよね。

生き物を飼育していれば、多かれ少なかれ「あの時こうしておけば良かった」とか「他にも出来たことがあったんじゃないか」とか、それはそれは苦い思い出があることでしょう。

アクアリウムは基本的に言葉もなく触れることも出来ない魚達が相手ですから、トラブルが発生した時に何から始めればよいか迷うことがよくあります

では、迷わないためにはどうしたらよいか?
今回はその辺についてお話ししてみたいと思います。

飼育者の初動が結果を左右する

トラブルが発生した時に一番大事なことは、如何に初動を早く行うかです。

その為にも日頃からコリドラスの状態を観察し、何らかの異常や違和感を素早く察知出来るようにすることがとても大切ですね。

観察のポイントは以前の記事を参考にしてみてね。

これは何なのか? 原因は? 対処法は?…と、あれこれ気になって調べてしまう気持ちはわかりますが、調べることは後からでも出来ます。

まず最初にすべきことは何を置いても水換えです。

・よくわかんないから様子見て…。
・忙しいから疲れてるから明日になって悪化してたら…。
・Ya〇oo!知〇袋に相談…。

対応しなきゃいけないことを想像すると億劫になる気持ちはわからくもないですが、敢えてはっきりと言います。

なんてのは飼育者としてアカン!

それ位、生き物の命運は飼育者に委ねられていると言っても過言ではないことを忘れてはいけません。

水換えの大切さって・・・なに?

なぜ、真っ先に水換えを行うのか?

この質問に明確に答えられる方は多くないでしょう。ぶっちゃけ私だって完璧に答えられる自信などはありませんし、無難な回答しか持ち合わせていません。

ですが、私も皆さんも日々水槽を観察していて「水換えすると調子がよいなー」とか「魚の発色が上がったなー」とか感じますよね。それを理屈として説明できなくても、感覚で理解していると思います。それが普段の飼育においても「水換えしなきゃ」って思う理由ですよね。誰だって元気な魚の姿が見たいんです。

そうは言うけど、原因も症状もわからないまま水換えしたって意味無いじゃない?

うん、一理ありますね。
でもちょっと待って下さい。アクアリウムで飼育する生物は、ほとんどが水棲生物です。つまり水が無いと生きられず、また生きられる状態の水でないと生きられない訳ですよね。

そんなの当たり前じゃない。

うん、そうだね。でも人間って当たり前のことですら、トラブルに遭遇すると忘れてしまうことは実はよくあることなんです。

だから誰かに相談することも大切なんだけど、例え原因が何であれ、いずれ隔離や薬浴が必要になるとしても、まずは生き物が生息する環境を現状より改善してからでないと効果的な治療や対処は期待できないのです。

つまり水換えは最も簡単で素早く行える初期対応なんです。

水換え方法も一工夫してみる

随分と力説してたけど、水換えしていれば万事OK!って訳じゃないでしょ?

うん、勿論そうですね。水換えは環境を整える第一工程に過ぎません。

普段通りの水換えだけで状況が改善されるならそれに越したことはないのですが、そうはならない場合も結構あります。ですから普段と違う工夫をプラスすることで効果が上がる可能性もあることを知っておきましょう。

水量や頻度、あるいは水温を変えたり、もしくは肌スレとか外傷といった症状がはっきりしているのならコンディショナーを混ぜるとかですね。

一気に大量換水なんて方法もありますが、それは慣れている方のみ通用する方法ですので安易に手を出さず、やるなら1/4ずつの水換えを4日続けて行う方が安全だと思います。トラブルが発生しているのですから、魚達にこれ以上の負担を与えないよう配慮しましょうね。

その他の注意点としては水換えと同時に薬を投入することは止めて下さい。
※コンディショナーと薬は別物です。

薬の投与は生物にとって決して楽なことではありません。水換えだけで改善に向かうのならそれに越したことはないのです。

じっくり観察する時間もとろう

以前の記事でも触れましたが「飼育魚がなんか調子悪い」って感じることありますよね。その感覚はとても重要なものですので、日々の観察で磨いておきましょう。

トラブルの発生時でもコリドラスの反応や状態をよく見て、行った作業の結果を観察することがとても重要です。それによってその後の方針もより具体的になりますし、行う処置も効果的にもなります。

そして調べるにしても、誰かに相談するにしても的確に状態を伝えられますよね。

トラブルが起きたらまず水換えをする。その後は観察をする。

生き物相手では方程式など存在しないので、水換えに限らず行動したこと自体に満足せず、肝心の魚達の様子がどう変化したのか観察することをセットし忘れないようにしましょう。

あとがき

水換えはトラブルの発生時に一番早く出来る対処法ってことはわかったわ。

そう言ってくれると嬉しいよ大事なのは「何もしない」を選択しないことだからね。そうゆう意味では観察だけでもして欲しいんだ。

そうよね。でも水換えの次の工程ってのが存在する訳だから、むしろそっちのが重要な情報なんじゃない?

まぁ、そうだね。段階的に対応していく方がいいと思うよ。

そっちが本題よね? もしかして、また別記事で書くつもり?

うん、だって話が長くなるし、今回の記事では何をしたらいいかわからない初心者の方に初期対応の重要さを伝えることが目的であって、水換えとか観察だって立派なトラブル対応なんだよってことを知ってもらえたらいいかなって…。

言い訳も長いわっ!!

とゆう訳で、申し訳ありませんが続きは別記事にてご紹介させて頂きます。
よろしくお付き合い下さいませ。

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